助産師を目指したきっかけは?志望動機を聞いてみた

現在助産師として活躍している皆さんは、どのようなきっかけでこの仕事を目指すようになったのでしょうか。
よく聞かれる志望動機は、「テレビなどで出産がテーマのドキュメンタリー番組を見て感動した」という経験です。また、「妹や弟が生まれるときに出産に立ち会い感動した」「看護学校の実習で、分娩に立ち会って感動した」という声も目立ちます。実際に命が誕生するシーンを見たり、体験したりした経験は感動が大きく、一生を掛けるに値する仕事だと感じる人が多いようです。

このほかにも、「自分が生まれたときに難産で、助産師さんにとてもお世話になったと母からと聞かされて育ったから」という声も少なくありません。命が誕生する瞬間に立ち会いたいという動機の他にも、妊娠・出産のプロとして女性や赤ちゃんの役に立ちたいという理由で、助産師を目指す人も多いようです。同じ女性として出産や育児、健康維持のサポートをすることにやりがいを感じる人は看護師よりも助産師として活躍する道を選ぶ傾向にあるようです。

また、「一生働ける仕事として手に職をつけたいから」「看護師からのキャリアアップを目指して助産師の道へと進んだ」という理由も多くみられました。一生働ける仕事仕事であり、将来は独立開業も夢ではありません。資格があれば分娩の立ち会い以外にも、女性の保健指導や育児アドバイスなど、さまざまな働き方を選ぶことができます。その点も、魅力といえるでしょう。